北村 健治
11月に入って漸く好天続きとなり、甲斐路、信濃路はコロナ禍でも、道の駅などには外来車が賑わっていた。
各地でクマの被害がニュースになっているが、伊那市でも商店街にはぐれ子熊が現れて大騒ぎでした。
11月13日(金)10時50分頃、国道153号の杖突峠駐車場に駐車。身支度をして11時に歩き始めた。
全天に雲はなく日差しも強く微風で小春日和。
尾根筋の山道では留鳥のシジュウカラが迎えてくれる。
「守屋山探索」は、2016年から3年間は毎月。2019年からは隔月で、仙丈ヶ岳害獣防護柵設置ボランティア中に急死した友人の追悼登山であったが、満5年となったので一区切りとしたいとのお想いで、東峰から西峰往復をした。
13時10分には東峰に戻り、しばらく素晴らしい展望を楽しんだ。
東には八ヶ岳連峰から、茅が岳・金が岳、奥秩父・大菩薩連嶺まで、南は南アルプスの北部から南部まで重なり合って見え隠れし、西は中央アルプス全景から御岳山・乗鞍岳、北アルプスまで連なり、北は、美ヶ原・霧ヶ峰高原・蓼科高原へと、360度が隠れるところなく眺められた。
八ヶ岳連峰の右に甲斐路の山々を望む。
山道の陽だまりにヤクシソウ?。
落ち葉の下で春を待つタチツボスミレ。