駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

駒ヶ根だより(10月)

北村健治

 今晩は、台風19号の雨は、南アルプス北部には何十年来の大雨となり、南アルプス道や山地内の県道などは大被害を受けています。「戸台の化石」保存会・第100回学習会(化石採集)は、無期延期となりました。11月実施に向けて日程調整をしています。

 さて、17日から21日まで駒ヶ根滞在をしました。
 17日は、8時前に青梅を出立。国道411(青梅街道)を西進、柳沢峠を経由、甲斐路を抜けて、11時過ぎには富士見町の道の駅「蔦木宿」に着き、昼食。13時過ぎには伊那市長谷公民館(「戸台の化石」資料室)に出向き、夕刻駒ヶ根山家へ到着する
 18日は、曇天。午前は駒ケ根で野良(タマネギ・ニンニクなどの畝つくり)、午後は伊那市長谷公民館へ出向く。
 19日は、曇天。9時30分に保存会スタッフ5名が、伊那市長谷公民館に集合。学習会実施地への林道の被害状況を視察。午後は、資料室でスタッフと作業。アンモナイトだよりNo.100の発送準備などを18時30分頃まで行う。
 20日は、晴。終日、駒ヶ根で野良(ニンニク・タマネギ植え付け、サツマイモ掘りなど)。
 21日は、曇天。午前中は駒ケ根で野良(サアトイモ・大豆・ネギなどの収穫)、午後は長谷公民館の資料室に出向き、夕刻まで標本整理などを行い、18時40分帰路についた。

 

f:id:komafun:20191022222259j:plain三峰川戸台口飯島橋付近(黒川合流点)で、3日経っても減水しない泥水の流れ。

 

f:id:komafun:20191022222344j:plain三峰川市野瀬付近の掘り込まれた本流の河床。

 

f:id:komafun:20191022222414j:plain19日10時、三峰川支流黒川の戸台大橋付近の県道黒河内~入笠線の擁壁崩壊ヶ所(上流側から見る)。

 

f:id:komafun:20191022222500j:plain同日12時半頃、黒川支流小黒川の化石採集地付近。右岸のA3ルートの沢から土砂が出て、林道を覆っている(上流側を見る)。右側を泥水の小黒川が手前に流れている。

 

f:id:komafun:20191022222541j:plain林道沿いに、実をつけているヒヨドリジョウゴ(なす科)。

 

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路傍の岩陰に咲く野菊、リュウノウギク。

 

f:id:komafun:20191022222643j:plain20日7時頃、ようやく顔を見せた中ア・宝剣岳

 

f:id:komafun:20191022222710j:plain21日12時30分頃、伊那市中沢峠付近で、ひと月も遅れて黄葉し始めたダンコウバイ。