駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

駒ヶ根だより(1月)

北村健治

 2020年も、「駒ケ根だより」、「奇数月の守屋山探索」、「青梅での日々散策」、「駒・馬・高麗・巨摩・狛の付く神社巡り」など、出来る範囲で紹介していきたいと思います。

 さて、2020年第一弾の、駒ケ根だより(1月)です。
1月24日~27日に駒ヶ根往復(滞在)をしました。
1月24日(金)7時過ぎに青梅を出立。甲斐路を西進し、9時半頃、韮崎市穴山町の「能見荘」(旅館)を訪問し20分程度滞在しました。
 「能見荘」は、中央本線穴山駅から徒歩10分ほどのところにあり、八ヶ岳火山の噴出物が造る丘陵(七里岩)上の緩やかな起伏地形の一角に、静かな佇まいで予約客のみを迎えてくれる素朴な温泉旅館です。近くの丘の上には、諏訪明神由来の黒駒明神(建御名方命(たけみなかたのかみ)を祀る御名方神社が鎮座する。もちろん、この一帯からは、雄大甲斐駒ヶ岳を望むことができます。
「能見荘」の先代伊藤正二四郎氏は、昭和30年代に「穴山観光案内」書に、地域の歴史・史跡などを解説しています。また、「能見荘」は、あの深田久弥の終(つい)の宿でもあります。

f:id:komafun:20200130155542j:plain穴山駅付近の丘の上から望む甲斐駒ヶ岳

 10時過ぎには、信濃路に入り、10時50分、国道152号線杖突峠に車を止めました。
 「奇数月の守屋山探索」は別に紹介します。
 守屋山探索後、昼食を摂り、伊那市長谷公民館に出向き、挨拶と事務処理などを済ませて、夕刻には駒ヶ根市の山家に到着しました。
 今年は、田畑にも雪はほとんどなく、異常な?暖冬と言えるでしょう。
 アルプスの山々の雪景色も、遠望では一見変わりないように見えますが、今年の自然現象はどうなるのでしょうか。

 25日、9時頃から伊那市長谷公民館の「戸台の化石」資料室で、有志スタッフ数名と標本の仕分けなど、終日作業をする。

f:id:komafun:20200130160421p:plain伊那市東春近付近より、入笠山付近を望む(中央稜線の↓印のピーク)

f:id:komafun:20200130160505j:plain駒ケ根山家付近より、中ア宝剣岳を望む。

 26日、父母の墓参と兄姉家族との交流会に参加。午後は山家で過ごし、樹木の枝切、キクイモ掘り、同級生の訪問を受ける。

f:id:komafun:20200130160539j:plain山家で掘り出した「キクイモ」(洗って、5mmほどの輪切りにして、一日ほど干して、粕漬けにする)

 27日、10時過ぎに伊那市長谷公民館の「戸台の化石」資料室に出向き、25日の作業の後始末と事務的作業を行う。
 14時過ぎに長谷総合支所を訪問し、15時には青梅への帰路につき、17時30分過ぎに自宅に帰着しました。

f:id:komafun:20200130160715p:plain27日駒ヶ根インター付近から、雪をいただく南アルプス北部(曇天で映えない)