藤田 輝己
(続き)
丸山のピーク、第二地蔵峠より約60分
丸山からの北岳~間ノ岳
丸山のピークより10分程で、南北アルプス展望台に着きます。
展望台の岩肌に咲いていた唯一の花「リンドウ」
展望台からの八ヶ岳
同じく甲斐駒ヶ岳
アルプス展望台より10分程で、毛無山山頂。到着時に5~6名の登山者がいた。駐車場から3時間20分で到着
山頂上空を舞うハンググライダー
駿河湾から入ってくる風が、天子山系山塊で上昇気流となり、パラグライダー愛好者にとっては格好の空中散歩場所で、毛無山中腹にパラグライダーの滑空場があり、富士山に向かって駆け下りてのフライトです。
毛無山は、静岡県朝霧高原からの登山者が圧倒的に多いと思う。麓から周遊で登山、また、雨ヶ岳・本栖湖縦走路にもなっていますので山頂は、程ほどの人盛りでした。
パラグライダーを行う最適な場所と言うことで、駿河湾からの風の通り道にもなっているようです。
昨年の15・19号台風ではかなり太い樹木の風倒木が見られ、第一地蔵峠も登山道崩落等があり、迂回路情報も出ていましたが、今は復興しているようです。
岩盤より剥ぎ取られた倒木。ほかに何本も折重なって倒れているのもありました。
林道湯之奥線・湯の奥橋からの毛無山。紅葉にはまだ早い。
麓の湯之奥集落遠景 中山(湯之奥)金山を管理・運営していた集落
門西家の説明板
集落のメインストーリの傍らを流れる水路には秋海棠が咲いていた
子供のころは「毛無山」と言うより、山容の形からコウモリ山と呼んでいました。
日が短くなる秋から冬にかけては、高い山はまだ日が当たっているから大丈夫と油断すると、足元はとっぷりと夕闇が迫っており、早く帰らなくてはと、焦る晩秋の一枚です。