谷 和代
12月5、6日とアーティスト村で染色と陶芸のワークショップがありました。
スケジュール
5日は、羊毛マフラーに玉ねぎの皮を使い、各々が好みで絞りを入れ染色しました。
まずは、玉ねぎの皮と刈安(イネ科)を計測して袋に詰め、ぐつぐつと30分ほど煮ます。
その間にそれぞれ好きな絞り作業をします。煮汁の色が濃くなったら一旦火を止め、皮の入った袋を取り出してマフラーを煮汁に漬けます。
再び、火をつけて20分ほど煮て、色が付いたようなら煮汁から取り出し水洗いを数回して外に干し完成です。
様々な模様のマフラーが出来上がりました。
玉ねぎの皮を計測する。
皮を袋に入れて煮汁を作る
煮汁の色が濃くなりました
煮汁の中に絞ったマフラーを入れる
水で良く洗う
14名の羊毛マフラーの出来上がり
6日は、陶芸の窯出しの日です。
11月1日に粘土で形成したカップや皿、壺などを乾燥させており、11月27日には、これらを穴窯に入れて、火入れをしました。
12月1日まで火を焚き続け、最高1,200度まで温度を上げ、その後徐々に温度を下げるという作業を時折見学してきて、楽しみと不安な気持ちで釜だしの日を迎えたものです。
窯の蓋を開け、手前の灰をかきだし、一つ一つ取り出す作業をみんなで見守りました。
焼きあがった品を受け取って持ち帰りました。
楽しい2日間でした。
釜に火を入れて2日目の様子
取り出し作業
焼窯の中
東京新聞に掲載されました。