藤田 輝己
例年になく早い春の訪れの今年でした。
冬の間、避寒のために屋内に入れてあった鉢植えも外に出し、春の陽光を浴びるようになると新芽、花芽が伸び始め、次々と春の到来を告げるようになりましたのでその紹介をしたいと思います。
家の周りの春も紹介します。
これは家の前の畑ですが、この写真から何の花に見えますか?
道行く人たちは、一面のピンク色に「綺麗~!」とか「レンゲソウ?」かなぁ?と言いながら見ていますが・・・・。
実は「ホトケノザ」の一群です。
雑草も群れると綺麗なモノですね。
カトレア属「ミニカトレア」の鉢植えです。
花芽と花数が毎年増え続けています。
さて、花の数は幾つでしょう。花芽が4本、花の数は24輪咲いています。
セロジネ属「セロジネ・クリスタタ」
花芽は多数、一本に7~8の花が付いて咲きます。外に出しても芳醇な香りを放ち、至福な一時に包まれます。
シュンラン属 「マキシラリア」
黄色の花が可愛いです。
シュンラン属 「シンビジウム」
植え替えもせず、冬も外に出しっぱなしの株ですが、毎年下垂系の緑の花を咲かせます。(完全露地栽培)
ナス科 バンマツリ属 「ニオイバンマツリ」
花芽が一杯着いて開花が待ち遠しい、甘い香りと咲き始めは青い花びらが徐々に純白に変わっていく様も楽しい。
「ワイルドチューリップ」
チューリップの原種系、今年は2輪が開花。 こちらは年々衰退の一途です。
ツバキ科 ツバキ属 「エリナカスケード」
世界一小さな椿、ピンク色の小さな花がとってもキュートな花です。
スイカズラ属 「ツキヌキニンドウ」
左右相対の葉っぱの真ん中から花芽が伸びる事から「突き抜き」、ている様子からの名前らしい。 子供たちが小さい頃、花の蜜を吸っていたのを思い出しました。
ドクダミ属 「ドクダミ・八重咲き」
ドクダミは葉や根からの独特の匂いから毛嫌いする人が多いのですが、かっては万能薬の「十薬」と呼ばれて重宝されていました。 東京都立薬用植物園から株分けしてもらったモノを、また株分けして頂き、今年はここまで増えました。5月には咲きます。
昨年咲いた、八重咲きドクダミ
センダン属 「センダン」
「 栴檀は双葉より芳し」の栴檀は「白檀」の異称でこの「センダン」には芳香はありません。 庭木として植えてありますが、今年は花芽が沢山見られ、2階から紫色の5弁の花を眺められます。
「どんぐり」 コナラ? ウラジロガシ?
形状からクヌギでは無いのはわかりましたが、昨年の山梨百名山の毛無山登山の帰り道で、道端に一杯落ちていたどんぐりを拾ってきました。4粒を落ちていた状況に近い状態で、植木鉢に放置しましたが2本が芽吹き、ただ今発育中です。
家の近くの遊歩道の「八重桜」4月9日満開です。