湯川 喜義
残暑お見舞い申し上げます。
8月になってから暑い日が続いていますが、今一つ「紺碧の空に純白の入道雲」という夏らしい日がほとんどなく、ぐずついた日が続くこの頃です。
そんな中、11日の「山の日」は、まずまずの天気で、友人達と涼を求めて南木曽町の田立地区にある「田立の滝」とその奥にある「天然公園」へ行って来ました。(滝を見るための階段や吊橋などがある遊歩道が整備されています。)
滝は名前のついているものが7つあり、最後の滝から林道へ出て45分ほど奥へ入ると「天然公園」(1,850m)に達し、ここの展望台からは御嶽山や木曽駒ヶ岳などが見えました。また、不動岩展望台からは、恵那山は雲に隠れていましたが、美濃の平が見渡せました。
今回はピークを目指すいわゆる登山ではなかったものの、標高差700mの登りの行程であり、山の中の滝で涼風に当たり「山の日」を満喫してきました。
滝や高山植物の写真をご覧になり涼をお楽しみください。
霧ヶ滝
下から3番目の滝で、階段状の岩から流れ落ちる水は霧を発生させ、マイナスイオンがいっぱい
天河滝
下から4番目の滝で、主瀑である「天河滝」は一枚岩の花崗岩からの落差約40mの滝で圧巻
不動滝
下から5番目の滝で、不動岩の直下にある滝
不動岩
展望台があり、中津川や美濃の平が見渡せる(この写真は登山道の途中から見上げたもの)
不動岩展望台からの展望
木曽川や木曽川沿いの国道R19、東美濃の街並みや平野が見渡せる。恵那山は左寄りにあるが雲に覆われている
天然公園展望台からの木曽駒ヶ岳
林道の素掘りのトンネル
昔の人の苦労が偲ばれる
ヤマジノホトトギス
トチバニンジン
花は終わり実になっているが、何か宇宙人っぽい感じ
ツクバネソウ
ツクバネとは羽子板遊びの際の球(バドミントンでのシャトル)