駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

御嶽山の池巡り

湯川 喜義
 〽木曽のナアー 中乗りさん 木曽の御嶽 ナンジャラホイ 夏でも寒い ヨイヨイヨイ と唄に唄われますが、御嶽山のふもと、ここ木祖村でも連日30℃を超える日が続いております。
 当家にはクーラーはありませんが、朝方は20℃くらいになりますし、 昼間は風通しを良くしてしのいでおります。
 8月2日に、7月29日から御嶽山山頂への王滝口ルートの八丁ダルミが通れるようになりましたので、久しぶりに池巡りに行って来ました。
 黒沢口ルートは、ロープウェイの始発が平日8時半と遅いので、日帰りで池巡りは困難ですが、王滝口ルートは田ノ原までいつでも車で入れるので、5時に家を出て、6時半から登り始め、池巡りをしてきました。
 今回の王滝口ルートは、開通5日目で平日ということもあり、思ったほど人は少なく、駐車場の車は20~30台ほどでした。
 八丁ダルミから山頂への登山道はシェルターが2基設置されておりますが、多くの人を収容するには不十分だと思いました。
 登山者の支度をみても、へルメットなしの人がいたり、軽装備の人がいたりして、9年の歳月を感じました。
 御嶽山には5つの池(噴火口跡)がありますが、水を湛えているのは三ノ池(御神水)のみで、四ノ池は水が流れていて河原のようで池とは云い難い池です。
 二ノ池はかつては水を湛えていましたが、噴火の火山灰によりほとんど埋まってしまいました。一ノ池と五ノ池は水はありません。
 高山植物は前より減っているように思いましたが、飛騨頂上から北側にはコマクサを多く見ることができました。
 当日の天気はガス時々晴れ間で、見通しは良くなく、途中通り雨にあったりして、約7時間半の歩行で疲れましたが、久々の山行を満喫しました。

1八丁ダルミルート(1)

2八丁ダルミルート(2)

3八丁ダルミルート(3)

4八丁ダルミルート(4)

5 一ノ池

6 二ノ池

7 三ノ池

8 四ノ池

9 五ノ池

10 コマクサ 

11 ヨツバシオガマ

12 イワギキョウ

13 ミヤマダイコンソウ