駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

天覧山・多峯主山ハイキング

谷 和代

 12月4日、数年前に、飯能のハイキングコースを新聞で見つけ、天気も良いので出かけて見ました。
 飯能駅から銀座通りを通り、飯能河原信号を右折して紅葉が綺麗と聞いた能仁寺によって天覧山を目指しました。
 能仁寺の紅葉は有名なのか駐車場には沢山の車が止まっていました。
 参拝してから少し戻って登山道に入る。左右の色づいた紅葉が綺麗だ。
 途中から道が右と左に別れ、16羅漢像が彫られた左のコースを通って天覧山山頂に着いた。山頂からは飯能町とスカイツリーが見えました。
 天覧山の名前は、麓の能仁寺が愛宕権現を祀っていたので「愛宕山」と呼ばれていたが、1883年4月に山麓で行われた、近衛兵春季演習を明治天皇が山頂から統監したことにより「天覧山」と呼ばれるようになったそうです。
 山頂左手から階段を下り、左右が湿地のような道を歩き、見返り坂に着く。見返り坂は、源義経の母(常盤御前)が多峯主山に登った時あまりの景色の良さに後ろを振り返り、振り返りして登ったの話からついた名前だそうですが、今は杉の樹林で景色はありません。
 坂とはいいながら長ーい階段が続き、やがて緩やかになり岩場となった。右は子供専用のクサリ場、左が大人の階段道で、登り切ると多峯主山(とうのすやま)山頂だ。チョット読めませんね。
 ほぼ360度の展望が開け、かなりの人が休憩していました。
 山頂を後にして吾妻峡を目指して下る。途中に雨乞い池や御嶽八幡神社を通り永田に下った。道路を渡って吾妻峡に、入間川に架かるドレミファ橋を渡って川沿いを歩き、中河原で道路に出て飯能駅に戻り、今日のハイキングを終えました。
 低山ながら楽しめた山と、吾妻峡の河原歩きも誰にも会わずにのんびり歩くことが出来ました。

f:id:komafun:20201212114243j:plain飯能銀座角の天覧山標識

f:id:komafun:20201212114309j:plain能仁寺境内

f:id:komafun:20201212114408j:plain天覧山入口

f:id:komafun:20201212114433j:plain16羅漢像配置図

f:id:komafun:20201212114507j:plain影で見にくい羅漢像の一部

f:id:komafun:20201212114543j:plain天覧山山頂からのスカイツリー

f:id:komafun:20201212114608j:plain長い階段が続く見返り坂

f:id:komafun:20201212114638j:plain右が子供専用クサリ場、左が階段

f:id:komafun:20201212114708j:plain多峯主山山頂

f:id:komafun:20201212114744j:plain雨乞池 

f:id:komafun:20201212114812j:plain入間川の吾妻峡とドレミファ橋

f:id:komafun:20201212114842j:plainウサギ岩
 今回も変化にとんだ楽しいハイキングでした。飯能の街中にはうなぎ屋が多く、良い、匂いが漂っていました。