駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

北海道駒ヶ岳と旭岳に行ってきました(その2)

仲 徳治

 29日 今日は雨と風が大暴れしてくれました。
 旭川空港を過ぎてから車窓の地形は丘陵の畝を2,3乗り越しその先、山の始まり迄見渡す限り水田、田植えは終わった様で稲は15cm位でした。温暖化が進むと北海道が米処になるかもしれません。  
 姿見駅では雨脚は速かったですが、風は微風ですので出発。晴天ですと、ところどころに残雪の雪田を眺め乍らの散策遊歩道ですが、今日は半分川になっていました。エゾコザクラのピンクの小さい花が雨の中でも気持ちが和みます。
 先回見た石室今日は誰も居ませんでした。登山者は先行した3人だけ、ここから頂上までは道のり2.6km今標高1670m頂上2290m迄標高差620m、風の音と火山と思われる音が混ざって唸り声の様に聞こえてきます。先ずは出発、視界は20m位と思われます。この辺りは端にロープが張ってあるので目印ははっきりしています。風は姿見の駅より強くなってきましたが登りに支障出るほどでは有りません。六・七・八合目火山灰と石ころ道を登っていきますが、六~七合目の間、尾根筋が広がりロープもなくなり、こんな天候では下山時道探しに難渋する様に思われます。標高を上げる度に風が強くなってきました。下では「息つぎ」が有りましたが、八合目からはそれもなくなり15m位の風雨が連続、この先風雨をまともに受ける尾根道が続くのでより状況が悪化すると考えられ、今回此処までとしました。先回よりも上まで上がりました。2回来て両方雨でした。
 帰りの遊歩道ではエゾノツガザクラが帰りを迎えてくれました。葉を樹木のツガに、花をサクラに見立てたことに由来しているとの事です。

 9:33    1614m    散策道入口 今日は登山者も観光客もいませんでした、道が半分川になっていました

 9:36        散策道脇の雪田が残ります。写真によく出る景色です

 9:38        エゾコザクラのピンクの小さい花

 9:47    1650m    「石室」石造りの避難小屋

 9:53    1670m    旭岳登山の始まり 山頂迄2.6km

 10:22    1825m    六合目

 10:41    1935    七合目

 11:03    2065    八合目

11:25    2152m    ひき返し点

12:29        エゾノツガザクラ 晴れていれば群生で見えたかもしれません

19:22        冬の旭岳 冬でも晴天があるようです