駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

田中さんと小淵沢巡り

伊達 樹里
 10月30日(日)13時ごろ、小淵沢駅で、ばったり田中さんと出会いました。
 ずっとお会いできていなかったけれど、参加者の名前の1番に出ているので、お会いできるのが楽しみでした。
 まだ集合には早い時間、何と2人とも「身曽岐神社に行こうと思って」・・・示し合わせたわけでないのに全くの偶然でした。駅前の案内所でもらった絵地図を頼りに田中さんのナビで、舗装の坂道を登ったり、下ったり、暑すぎず寒すぎない中をせっせと歩きました。
 身曽岐神社の境内は広々として、山中にもかかわらず池の奥に立派な能舞台が現れて息をのむようでした。田中さんはこの能舞台を目あてにされていたけれど、私は能舞台のことは知らなかったのです。
 数ある湧水の中で、身曽岐神社からあまり遠くない大滝湧水を訪ねました。
 開けたところに出ると奥秩父瑞牆山までみえてきて感激でした。登山ではなく散策風の方々が歩かれていて、道を聞いたり話もできました。湧水は公園になっていて、湧水池の水はきれいに澄んでいて、暖かいベンチでちょっと一休みしました。
 この間、中央線の線路や中央道を何度かくぐったりして、これも小淵沢ならではですね。そして山もよく見えて、もう1か所くらい行けそうなので、若山牧水歌碑を目指しました。
 こちらは、はっきりした標識もなく、地元の方に聞いてもわからずで行きつかれませんでした。そろそろ駒野さんが駅に着く時間、ということで駅まではピッチを上げてゆるい坂を上り、この日初めて汗をかきました。
 10月31日(月)「棒道ハイク」終了後に泊まったホテルに戻り、2人で温泉に入り、道の駅で買い物をし、私は、地図に出ている「すずらん池」に前回も行かれなかったので行ってみたくて線路沿いに向かいました。
 名前がおしゃれで高原風ですが特にどうということのないため池のようで、がっかり。そこから駅をめざすとぐるっと回りこまなくてはならず、元気な高校生(「寮生活をしているとか」)が道を教えてくれたりしているうちに、逃げ出した2ひきのやぎがその高校生を追いかけたりするひと騒ぎもありました。
 小淵沢の駅でちょうど日が山に沈みました。
 今回は小淵沢周辺を実によく歩きました。一人ではちょっと不安だけれど田中さんと一緒でよかったです。

身曽岐神社の紅葉と鳥居(「ゆず」が寄進)

身曽岐神社の能舞台

身曽岐神社能舞台 七五三のお参りの家族連れ

大滝湧水の導水口

湧水公園の様子

巨石の「神供石」

その説明板

湧水公園の紅葉(1)

湧水公園の紅葉(2)