仲 徳治
たばやまむら(丹波山村)、昔大菩薩越の宿場だったそう。水が東京に来るから東京都と思っていましたが、奥多摩湖の浮き橋を越えたら山梨県でした。多摩川も此処まで来ると丹波川、地名の由来は峠を意味する「タワ」,「タバ」にとする説など沢山ありそう。
「たばでんでいろ」尾根(丹波天平)尾根 頂上が平らがつづく山をいう地方語らしいです。サオラ峠 サヲラ峠 サヲウラ峠 (竿裏峠) 語源は不明 漢字を知ればそうかな?
おくたま号で来た奥多摩駅前は大混雑。バスも韓国もどきの超満員、約1時間乗って丹波山村役場前で降りたのは我ら5人(田川・田中・伊達・原田・仲)でした。ぎゅうぎゅう詰めの人は何処へ散ってしまったのだろう。
小学校の裏からフェンスドアーを開くと登山口、ドアー開けて登山口は初めて? 杉と原生林混在の崖の様な山腹に切られた、山道は細く意外に急登が続きます。
黄色の紅葉の中に楓の赤が引き立ちます。放置された木には苔が生えていました。
登るにつれ紅葉の木々が増えてきす。木楢、椚などの原生林の急登が終わると、唐松林の広々とした高原平坦地に様変わり。これが「たばでんでいろ」頂上が平らがつづく山をいう意味。
唐松の落ち葉の道は絨毯より快適な目の詰まったふわふわ道 まもなく親川からの合流標識。この辺りは落ち葉のがさがさ絨毯道、山の上がこんなに平らとは地図を見直せばなるほどその通り。広々稜線から葉を落とした木々の間より見える一番高い嶺が雲取山。
落葉樹の落ち葉が敷き詰めた赤い路。然し杉の下は暗い山道。道の色々な顔を見ながら降りてきた小学校に木の彫刻熊像と石垣に「ヒメツルバ」の花いっぱい。
11月6日 8.3km 5時間 850mの登り下り 落ち葉が赤黄色に埋めた道筋、地肌の登山道歩き、穏やかな登山日和の1日でした。企画案内して戴いた田川さんに感謝いたします。
まばらの紅葉模様
放置された木に苔が住み着いている
のぼるにつれ紅葉がはっきりしてきました
急登が終わり高原模様になると樹木も様変わりカラマツ林
親川方面からの合流点標識
落ち葉の高原道を歩みます
木々の間より対面の山々、頂点が雲取山
落ち葉の道
昼間でも暗い杉の山道
「丹波小」と書かれた木彫刻像
学校の崖に一杯「ヒメツルバ」