駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

天平尾根に行ってきました

伊達 樹里
 私は、奥多摩奥多摩湖より先の丹波方面まで行ったことがありませんでした。
 天平尾根は、何かで読んで20代ぐらいからその名前に憧れてぜひ行きたいと思っていました。
 今回、計画を組んだものの、早起きできるか、集合に間に合うか、とても心配で躊躇していましたが、望年会の女子部屋での会話の中で、背中を押していただいて、参加させていただくことにしました。
 11月6日(日)ホリデイ快速1号に乗って、奥多摩駅に集合。参加者は田川さん、田中さん、仲さん、原田さん、伊達の計5人です。
 バス停は好天の日曜で長蛇の列。ぎゅうぎゅう詰めのバスに乗るのは久しぶり、しかも奥多摩湖畔のバス道は急なカーブの連続で大きく揺れるのでつかまっているのも大変でした。車窓からはちょうどピークの紅葉がとてもきれいに見えました。
 役場前下車。登りは急坂、登山道というより崖のようでした。植林はよく手入れされていて、とても太い幹の物も多いです。自然林はほとんど紅葉が終わり加減でしたが、葉が落ちて、周りが見え始め、三頭山など望まれました。どんぐりの発芽したものなど探しながら、何とか登り続けました。赤松は多かったけれど「入るな」という表示もないので、マツタケはなさそうでした。
 尾根にとりつくと、名前のとおり、てっぺんは平たくて、幅広い道が林の中を続いています。私は尾根はカヤトかと想像していたので、木立がうれしく思えました。何か動くものが見えたら、サルでした。雲取飛竜が近く見えて、本当に奥の方まで来たのだと思いました。
 同じ道を下りました。長い急坂で、帰ってからしばらく筋肉痛が続きました。登りでは視野に入らなかった紅葉を下りではじっくり見ることができました。バス停は水場のあるガレージのようになっていて、少し早めに下ってこられたのでゆっくりティータイムとしました。無事に下山、お疲れさまでした。

上り坂の紅葉

天平尾根の巨樹

青空白い雲に黄葉が輝いていました

黄葉から紅葉のグラデーション イタヤカエデか