駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

櫛形山に行ってきました

平井英明

  28日朝、急に思い立ち念願の櫛形山に登ってきました。
 この山は子供の頃から見ていた山で、学校の校歌にも謳われている親しみのある郷土の山です。
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櫛形山(山の形が和櫛に似ているからと言われている)

 とはいうものの、途中まで行ったことはありましたが、頂上まで行ったのは今回が初めてでした。
 現在、丸山林道から分岐する「池の茶屋林道」が開通しており、富士川町から車で、標高1700m超えまで行けるようになりました。そのため、頂上まで1時間足らずの登山で手軽に行くことができるようになり、このルートで行ってきたものです。
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池の茶屋登山口の案内板

 登山道も整備されており、歩き始めて10分程度で尾根筋の登山道になるため、東側の富士山、西側の白根三山(北岳間ノ岳農鳥岳甲斐駒ヶ岳や南側の赤石岳方向の山々の展望が楽しめることも大きな魅力です。この時期は落葉し、木々の間からも望めました。
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富士山
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白根三山(北岳間ノ岳農鳥岳)と甲斐駒ヶ岳(右端)
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赤石岳方面

 頂上にかけて、モミの木やダケカンバなどの巨木が沢山あり、周辺の眺望のみならず、変化に富んでおり楽しみ一杯の山行でした。
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 今回は頂上で引き返したので、お花畑、裸山、アヤメ平などには行っていませんが、そちらも魅力いっぱいなようです。
 いつかアヤメの咲く頃来たいと思います。
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櫛形山頂上(三角点は手前のピークにある)

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三等三角点「奥仙重」標高2052.2m)
 
 もう二十年位前になると思いますが、鹿の食害でアヤメ平のアヤメが全滅したというニュースがありました。
 今回の登山道入口付近には「サラシナショウマ」を守るため、獣害対策のフェンスが張られていました。
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 途中の桜峠付近の登山道両側は、猪により掘り返されたような痕跡が続いていました。
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 先の台風の影響か、至る所で倒木被害が目につきました。登山道沿いの倒木は伐採除去などの対応がされていました。
 この木は根元から中が空洞になっていたようです。

 櫛形山は富士山の絶景ポイントでもあるそうです。
 山頂からの富士山をご覧ください。
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