駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

熱き山・下駒ヶ岳へ

木本 桂春
 この夏は体調悪く、予定の山をあきらめた。
 そろそろ頑張ってみるかと山へ向かう。
 9月2日、今日も暑い。
 6時前に歩くつもりだったが。白鳥山の山姥ルートのスタートは太陽が頭上にあった。木々の間に続く道は涼いものの、山姥の洞、鼓の滝、鳥居杉を過ぎて栂海新道へ入ると、頭上は遮るものがなく一気に太陽が襲い来る。白鳥山山頂。

f:id:komafun:20200905205502j:plain白鳥山頂の小屋

f:id:komafun:20200905205521j:plain頂上から背伸びしてみた剱岳
 すぐに、下駒ヶ岳に向かう。木々が切れるとたまらない熱さに襲われる。
 250m程下り、下駒手前の1200mピークへ向かう。途中で水、食料を相棒に任せてカメラだけで登る。

f:id:komafun:20200905205539j:plain駒ヶ岳の北谷側のがけ崩れ
 道は崩れの横に30m程ロープがあります。来年は道の付け替えだろう。

f:id:komafun:20200905205615j:plain駒ヶ岳山頂
 影にかろうじて休む。紅いザックは会員・山下さんに頂いたザックです。

f:id:komafun:20200905205849j:plain頂上から犬ヶ岳と初雪山
 たっぷりと水を飲み、頑張れと自分を励まし、白鳥山へ向かう。
 ここまで来たので楽勝で下山と思いきや、水場の水補給ができず、強烈な西陽に汗も涸れ果て、ついに足はもつれてやっと車にたどり着いた。頑張りは山下さんのお陰かなと思う。
 栂海新道には全く人の気配がなかった。
 この夏、この道を通過した人のはどれくらいだろうか。