駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

犬ヶ岳へ荷揚げ山行

木本 桂春
 栂海新道(朝日岳から日本海親不知へ))縦走を8月に実行するため、中間点の犬ヶ岳・栂海山荘へ食料、水などの荷揚げをした。
 7月26日、午後白鳥山山頂小屋入り、泊まる。夜半雨。
 27日、小屋4時発。真っ暗でランプを灯す。5時にヘッドランプを消す。
 まだ元気があるので下駒ヶ岳へ1時間半で着く。
    

下駒への上り下りは崩壊が進み、つらい道に代わっている。菊石山を越え、黄連山へ、途中の山毛欅林です、此処はいつも心が癒されます。
        

菊石山の山毛欅林
 雪は尾根上にはなく、貴重な黄連の水場です。ここで荷揚げ用を含めて4Lの水を荷揚げ用として追加。
 

黄連の水場・豊富な水があります。
ここからは、時々陽も差しきつい登りになります。尾根は徐々に細くなり
1500m付近で右から虎似谷がせりあがり、涼やかな風と花々に出合い
ます。
 

沢山の花々の出迎えでした。
 歯を食いしばり10時半、栂海山荘に食料と水を荷揚げしました。
 朝日岳からは8月2-4日に縦走です、ひと段落が着きました。
犬ヶ岳頂上はガスが舞っていました。
 

犬ヶ岳(1593.0m)頂上の相棒です。
下山、白鳥山へ戻ります。途中の菊石山から下駒ヶ岳付近の山道さらに崩落が進みこのコースの難所になりつつあります。
         

菊石山付近から見た下駒ヶ岳
駒ヶ岳から老体に鞭打ち、白鳥山へ小屋の中を整理して16時下山。

山姥駐車場は17時半。13時間半の行動でした。

 頑張りで何とか縦走を成功させる準備が出来ました。