駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

尾瀬に行ってきました

谷 和代

長雨の後は猛暑! 作物には厳しい夏ですね!
暑さを避けてと言いたいところですが、仲間も高齢化して高い山には行けず、のんびり尾瀬散策にいってきました。

1日目、出発は鳩待峠から、尾瀬ヶ原に向かって木陰の道を60分ほど下ると山の鼻ビジタセンターに着く。ここは沢山のテントも張られていてにぎやかだ。
夏の日差しを浴びながら、尾瀬ヶ原の木道を歩いていると黒雲が流れ、遠雷の音が聞こえてくるが、やがて音も遠のき日差しが湿原に射す。
ところどころの木道がにわか雨のせいで濡れている。ミズギボシやサワギギヨウの紫の花が風に揺れている。今日の泊まりは尾瀬小屋。
汗を流せば、美味しいビールが待っている。夕食後は尾瀬の四季のビデオを見る。

2日目、今日もよい天気で暑そうだが、小屋を出発してすぐ樹林の中の道を尾瀬沼に向かう。沼尻に着くと休憩所もトイレも新しくなっていた。
沼脇の木道を尾瀬沼へと向かい、小さな林を抜けると大江湿原だ。湿原には赤(コオニユリ)、黄(ニッコウキスゲ)、紫(ミズギボシ・ワレモコウ)などの色とりどりの花が風に揺れていた。

尾瀬ビジタセンターで冷たいアイスを食べて、いよいよラストの沼山峠への登りだ。花畑を抜けて後ろを振り返り、尾瀬に別れを告げて樹林帯に入り、20分ほどで沼山峠に着く。
会津高原尾瀬口駅から帰途に着いた。 

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① 湿原の緑に映えるコオニユリ



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③キンコウカ

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④サワギギョウ

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⑤ナガバノモウセンゴケ


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⑦オゼアザミと燧ケ岳

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⑧ミズギボシ

 ニッコウキスゲは盛りを過ぎていましたが、27種類の花を見ることが出来ました。 
 日差しは暑かったが久しぶりの尾瀬ヶ原の散策はさわやかな風が心地よく感じられました。