駒ヶ岳ファンクラブ

「駒ヶ岳ファンクラブ」は、日本各地の駒ヶ岳の豊かな自然を愛し、駒ヶ岳山麓の人と交流し、その山麓の文化に親しみ、日本各地の駒ヶ岳に登る」を目的とした会員からなる団体です。

低山徘徊-標高1043mの黒菱山へ-

木本 桂春

 3月8日(金)晴、富山県の東部、新潟県境に近い境川の左岸にある黒菱山に登った。今年初めて1000mを登ることができた。
 雪のある季節は、朝日町の笹川源流の南保富士から登る。朝方は前日の雪が残る天気だったが、尾根のとりつき付近で青空が見えだす。

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青空が見える

 雪も少なく、ツボ足で南保富士頂上に達す。振り返れば黒部川扇状地が見える。

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 ここからカンジキを着けた。二王山頂上に到達。そこから100m下り、長大な尾根を登る。

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二王山からの尾根

 空は晴れ上がるが、冷たい風が吹く。

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目指せ頂上

 前方に目指す黒菱山が見える。広く穏やかな尾根は何の心配もない。ただ、昨日降った雪のラッセルが苦しい。

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黒菱山

頂上近辺の樹氷が近くなる。

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二王山から3時間、耐えて頑張り、頂上に立つ。

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埋もれた標識と犬ヶ岳、初雪山

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頂上から境川を挟んで向かいに下駒ヶ岳

寒いのですぐに下山。

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右手の小さなピークが南保富士。奥が黒部扇状地

黒菱山頂上から2時間30分、南保富士へ到着。剱岳北方稜線を望む。

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剱岳北方稜線、中央の台形のピークが越中駒ヶ岳

行動時間、10時間を何とか乗り切り、無事下山した。
よく頑張った。